ZEN-NOH Recruiting

PEOPLE

AGRI TRADERS

池田 耕平
KOHEI IKEDA

埼玉県本部 
生産資材部 資材推進課
2021年入会

  • #県域
  • #営農・生産資材

生産者のニーズに合った
肥料農薬を提案し、生産活動を支援

Qどのような仕事をされていますか?

生産者のニーズに合った肥料・農薬を推進

資材推進課の仕事は、「肥料農薬」「園芸資材」の2つに分類されています。まず、肥料農薬担当は作物の栽培に必要な肥料・農薬を取り扱っており、JAと連携した商品の推進や供給価格の検討などを行っています。さらに肥料農薬メーカーと連携した新商品の試験や行政と連携した生育調査なども業務の一つです。もう一方の園芸資材は、栽培から集出荷までに必要な各種資材を取り扱っており、パイプハウスやマルチ、育苗箱など、生産者が作物の栽培で用いる資材の他、微生物により分解される生分解性マルチの普及推進など、低コスト・省力化・環境に配慮した取り組みも進めています。
私は肥料・農薬を担当しており、主に生産者への肥料農薬推進や行政・メーカーと連携した生育試験、JA主催の栽培講習会などのイベント対応を行っています。肥料農薬推進は、商品紹介を行うだけでなく、生産者のニーズ・要望の聞き取りを行い、商品の提案を行っています。また、生育試験については、メーカーが開発した新商品の効果面や使用感等を生産者から聞き取りを行い、生の声を反映した推進に努めています。イベント対応は、メーカーと連携した商品の即売会や自社製品の紹介、来場される生産者からの営農相談などを行っています。

Q仕事のやりがい・面白さは?

農業の面白さを感じながら課題解決に挑める点

「理想通りにいかない農業」に面白さを感じます。例えば、ネギに効果がある肥料を生産者に試していただいたのですが、昨今の異常気象による高温・乾燥で生育不良が散見され、残念ながら期待していた結果にはなりませんでした。しかし、JAと調査結果の課題を共有し、次作に向けた対策や修正すべき点などを協議することで、数字には表れない課題を発見することができ、農業の可能性を感じました。また、生産者と近い距離間で生産活動に携われる点もやりがいを感じます。肥料・農薬の試験結果が悪かった場合、結果に対して真摯に向き合い、今後に向けてどのような防除や施肥を行うべきかを生産者と共有することで、生産者と信頼関係を構築できていると実感します。

Q全農の魅力はどんなところですか?

分野が違っても強い連帯感を感じる組織

「地域と農業をつなぐ仕事をしたい」という自分の仕事観が、全農の経営理念に合致していると感じ志望したのですが、働き始めて様々な分野の人と関わることができる魅力も感じています。全農は、農業分野のみならず日用品や催事といった生活分野など、多岐にわたる業務を担っています。私は同期が5人いるのですが、それぞれ異なる部署に配属されているため、同期で話をする時はとても新鮮です。また、それぞれ土台にあるのは「生産者と消費者を結ぶ懸け橋」という共通の理念があるので、分野が違っても強い連帯感を感じます。

Q休日の過ごし方やプライベートを教えてください

サウナで心身を整える

休日は贅沢して個室サウナでリフレッシュしています。サウナで整った後は、日本酒が好きなので自分へのご褒美として飲んでいます。全農に入会してからは米の栽培に関わることが多いので、日本酒に使われている米の品種や蔵元を意識して、製造工程を想像しながら楽しく飲んでいます。

Q就活生へのアドバイスは?

まずは連日の企業説明会や面接、お疲れ様です。私が就職活動で意識したことは「自分らしさを忘れない」ことでした。インターネットで就職活動について調べると「面接官に好印象をもたれる趣味や特技」といった内容が多く見受けられます。しかし、忘れていけないことは「どれだけ自分の趣味・特技に本気で打ち込んだのか」だと思います。面接官は、皆さんの本気度を見ていると思うので、どんな趣味・特技でも構いませんので、自分の好きなことを前面にアピールしてください。きっと上手くいくと思います。全農では、自分らしさを武器として活かせるので、充実した日々を過ごしています。最後に、就職活動は自分とじっくり向き合う大切な時間ですので、今を大切に頑張ってください。

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※使用画像については、みのりみのるプロジェクト「AGRIFUTURE」より一部転載しています。