ZEN-NOH Recruiting

PEOPLE

AGRI TRADERS

髙橋 かるな
KARUNA TAKAHASHI

福岡県本部 
園芸部 東京営業所
2018年入会

  • #県域
  • #園芸

消費地により近い営業所で「求められている商品」を提供

Qどのような仕事をされていますか?

「花き」を中心とした販売業務を担当

園芸部東京営業所は、主に青果物の生産―集荷―出荷―販売までを担う「販売事業」を行っている部署です。また「福岡・博多」のブランディングにも取り組んでいます。その中で園芸部に関わる総合的な業務や課題解決に向け取り組む「園芸総合課」、青果物を対象に生産・販売業務を担う「果実課・野菜花き課」に分かれています。そんな役割を果たす園芸部の中で、私は3拠点ある営業所(福岡・大阪・東京)で「花き」を中心とした販売業務を担当しています。消費地での県産品の認知向上・消費拡大に向け、市場・バイヤーとの商談やイベント参画、店舗でのフェア組みといった販売促進活動などを行っています。
花きは青果以上にニーズ(嗜好)が年により変化しやすい分野です。「求められている商品」を提供できるように消費地により近い営業所では、マーケティング調査に力を入れています。産地背景をくみ取った中で、他品目への作付け誘導を図ったり、顧客の求める商品規格での提案を行ったりと、産地とともに安定相場に繋げるために取り組んでいます。

Q仕事のやりがい・面白さは?

アプローチ次第で業務の幅が広がる楽しさ

産地では、出荷後の商品の状態を知る機会があまりありません。代わりに駐在の私たちが産地の「目」となって着荷時の品質確認を行い、問題があった際は解決に努めます。安定相場と産地ブランドの確立のために早期改善に努める必要があり、荷姿の検討や集出荷時の体制の見直しなどの協議を行います。また経済連を通じ他産地の情報収集を行うなど、より多くの情報を産地に提供し、産地に合った解決策を見つけていきます。現場に最も近いからこそできる仕事を遂行するのが何よりやりがいを感じる時です。
営業所配属初年度は、消費地における産地背景や消費動向などの状況を把握しつつ、既存業務を遂行することで手一杯でした。業務に慣れ始めてからは「福岡の花」をより多くの方に使っていただくことに重点を置き、ファンづくりを図ってきました。仕入れ業者をはじめ消費者に対し「福岡」を推したフェアの開催を行いました。働きかけ次第で「福岡の花」が注目される機会が増えるとともに、魅力を感じていただき定期発注へと販売実績に直結した時にはやりがいを感じました。

Q全農の魅力はどんなところですか?

他県本部とのつながりや全国規模の連携ができること

消費地の東京には、他県の駐在が集う協議会があります。協議会では品目ごとに生産状況の共有を図る他、合同販促により消費拡大につなげる取り組みを行っています。生産状況の共有により今後の展望を見据えて販売を組み立てたり、合同販促を打ち出しています。「産地・生産者のため」という共通認識のもと、ともに企画を創り上げる一体感を得るとともに、全国規模で販売を展開できることに対しやりがいを感じます。今後も横とのつながりを活かし魅力を発信することで、一人でも多くの消費者の目に留まる取り組みを行っていきます。

Q休日の過ごし方やプライベートを教えてください

マラソンや登山などアクティブな休日を過ごす

休日は職場メンバーとマラソン・登山などアクティブに過ごしています。もともと体を動かすことが好きなので、最近ではランニングが日課となり、東京散策がてら遠方まで足を運ぶことが楽しみとなっています。

Q就活生へのアドバイスは?

私の場合、就職活動を始めるにあたって、生活をしていく上で欠かせない事業に携わりたいという思いがありました。業界を調べていくうちに「生活の基盤となる食を支えたい」思いから「食品業界」に関心を持ちました。その中で業界を紐解いていくと日本農業の置かれている厳しい現状を知り、それを打破できる可能性を秘めた全農グループを軸に就職活動を進め、生産者のサポーターとして「日本の農業を支えたい」という思いで入会を決意しました。全農の使命の一つである「消費者の方々へ当たり前を提供できるよう」に、高齢化による生産縮小という現状を打破する、ニーズを捉えた産地振興を図る他、魅力ある産地をJA・市場・本会と三位一体となり創り上げていくといった使命を担う全農で一緒に働きましょう。

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※使用画像については、みのりみのるプロジェクト「AGRIFUTURE」より一部転載しています。