Q.どのような仕事をされていますか?
持続可能な農業を支える施設園芸の技術を開発
施設園芸研究室は、施設園芸に関わる基礎研究と実証を行っています。担い手の減少に伴う生産量の低下や農業現場を取り巻く環境の変化に対応し、トマト・きゅうり・ナス等の主要な施設園芸品目を対象に高収益を実現する経営モデルの構築を進め、大規模化・高収益化・効率化に耐えうる技術の開発と検証が我々の使命です。その中で私は、施設園芸研究室職員として働いています。具体的には栽培方法の検証や新規野菜における養液栽培技術の開発です。栽培品種の選定、仕立て方、環境制御の方法、使用機材などソフトとハード面から施設園芸の可能性を探索しています。今後も日本の持続可能な農業を支える技術開発と農業システムの普及に努めていきたいと思います。また、2024年10月から社会人ドクターとして博士号取得に向けて大学院に入学しました。日々の業務と研究活動を通じて、自己実現と全農そして日本の農業のために貢献したいと考えています。