Q.どのような仕事をされていますか?
秋田米を全国の卸業者へ販売
私が所属する米穀販売課は、県内JAから米を集荷し、全国の卸業者などに販売する業務を行っています。実需者が明確な販路の拡大に向け、米の事前契約・複数年契約の拡充に取り組むと共に、実需者ニーズに対応した多収性品種や付加価値米等の生産提案の推進も行っています。さらに、秋田米の販売力強化に向けた販売促進活動も行っています。私が主に担当している業務は、特別栽培米関連業務や買取米補助業務、運賃支払、加算金支払業務、週間実績の更新といった業務です。入会1年目ということで、主担当についている業務は少ないですが、先輩方の補助業務を行っています。デスクワークが中心ですが、圃場での作業もあり、試験圃場の田植えや生育調査、刈り取りなどの業務にも携わりました。仕事上のエピソードとして強く印象に残っていることは、圃場で農業高校の生徒と一緒に手刈りで稲を収穫した作業です。職場では教わることが多い私が高校生に対して、手刈りした後の稲株のまとめ方を教える機会があり、とても新鮮でした。教えることの難しさと、教えるためには自分も理解できるように学ぶことの大切さを実感しました。最初はできなかった学生が、できるようになった時の笑顔がとても印象的で、改めて農業体験の必要性を実感しました。