Qどのような仕事をされていますか?
生産者のニーズに合った肥料・農薬を推進
資材推進課の仕事は、「肥料農薬」「園芸資材」の2つに分類されています。まず、肥料農薬担当は作物の栽培に必要な肥料・農薬を取り扱っており、JAと連携した商品の推進や供給価格の検討などを行っています。さらに肥料農薬メーカーと連携した新商品の試験や行政と連携した生育調査なども業務の一つです。もう一方の園芸資材は、栽培から集出荷までに必要な各種資材を取り扱っており、パイプハウスやマルチ、育苗箱など、生産者が作物の栽培で用いる資材の他、微生物により分解される生分解性マルチの普及推進など、低コスト・省力化・環境に配慮した取り組みも進めています。
私は肥料・農薬を担当しており、主に生産者への肥料農薬推進や行政・メーカーと連携した生育試験、JA主催の栽培講習会などのイベント対応を行っています。肥料農薬推進は、商品紹介を行うだけでなく、生産者のニーズ・要望の聞き取りを行い、商品の提案を行っています。また、生育試験については、メーカーが開発した新商品の効果面や使用感等を生産者から聞き取りを行い、生の声を反映した推進に努めています。イベント対応は、メーカーと連携した商品の即売会や自社製品の紹介、来場される生産者からの営農相談などを行っています。