Qどのような仕事をされていますか?
お米の集荷、販売業務を担当し、安定供給を図る
米穀課は、米・麦・大豆の生産振興、集荷、販売や酒米の委託搗精業務などを行う部署で、高品質で良食味な米麦を安定供給するために、様々な技術の導入や品種の提案など「売れる米づくり」「実需者ニーズに合った麦づくり」を推進しています。愛媛県は「はだか麦」が36年連続で生産量日本一(令和4年産実績)を誇っており、販売量の拡大および新規加工品の開発に取り組んでいます。
その中で私はお米の集荷、販売業務を担当しています。ただし、一言で「お米」と言っても、用途や品種の特性によってうるち米、もち米、酒造好適米、飼料用米、加工用米など様々な種類があります。それらのお米を生産者やJAから集荷し、用途に合わせて県内外の卸や酒造組合などへ販売しています。お米は工業製品と違い一年一作のため、「在庫がなくなりそうだから追加で作る」といったことができません。そのため、いかに実需者が求めるものを集荷し安定供給するかが重要です。集荷業務は生産者やJAを訪問し、作付けしてほしい品種の推進や新技術、資材の提案、集荷拡大に向けた対策の検討を行っています。販売業務では、各販売先と商談を行い、販売数量や価格等の条件を交渉し、契約の締結作業、受注されたお米の納品を行っています。また、広告代理店と協力し、愛媛県産米のPR活動も行っています。