宇治茶の販売や物流の手配などを担当

茶業市場課は、京都府内のＪＡ組合員である生産者から出荷された宇治茶を扱う市場の運営の他、その生産に関わる資材の販売を行っています。また、生産者と茶問屋とのマッチングや大規模茶保管冷蔵庫の運営など、高品質な宇治茶の流通を支えています。私は生産者から出荷された荒茶を京都府内の茶問屋に販売する茶市場の運営が主な業務となり、荒茶の販売や物流の手配などを担当しています。その他、資材の営業や、生産者がより良い宇治茶を生産するための取り組みも行っています。

生産者からの感謝の言葉が大きなやりがい

宇治茶の出荷の際に必要なトレーサビリティの提出が生産者の負担になっていることから、京都府本部で独自にシステムを開発しました。このシステムは営農管理とトレーサビリティの作成がオンラインで可能となり、繁忙期の労力削減に役立てるものです。システムの開発を上司とともに担当しましたが、提供開始直前に上司が異動となり、生産者への導入を私が中心になって行うことになりました。なかにはパソコンを使い慣れていない方も多く、説明が多岐にわたるため苦労もありましたが、無事に導入することができました。生産者から、楽になったとの声をいただき、お役に立てたことに達成感を感じました。農業は少子高齢化などによる人手不足が課題となっていますが、私たちの仕事を通じて農業が魅力的な職業となるよう、今後も一生懸命に頑張りたいです。

日本の農業を守るための重要な仕事をしている

多くの事業で一般消費者からは見えない裏方仕事が多いですが、日本の農業を守るための重要な仕事をしていると感じています。私は京都府本部で勤務をしていますが、全国に広がるネットワークの強みを活かして、他産地の良いところを取り入れることも可能です。

ドライブに行くことで、多くの出会いを楽しんでいます。

特に行先を決めずにいろいろなところへドライブするのが好きです。初めての場所に向かうと、様々な出会いや発見があり、収穫が多いのが楽しいですね。

私は就職活動を始めるまでは農業に対する知識はありませんでしたが、就職後に研修や業務を通じて内容が理解できるようになると、農業は本当に面白く、またやりがいのある仕事であると感じました。さらに幅広い分野で事業を展開しているのも全農の魅力です。ぜひ一緒に農業の未来を創っていきましょう。