Q.どのような仕事をされていますか?
牛の育成に欠かせない「輸入乾燥草」を担当
私が所属する「畜産事業センター運営課」は、主に事務方の仕事が中心で、牛・豚を市場に出荷した際の販売精算や、購入した資材の請求業務等を行っています。一部は飼料の販売をする業務もありますが、畜産事業センターの管理・経理・会計を中心とした業務を担っています。畜産事業センター運営課の中で、私は主に「飼料の販売」を行っていますが、その中でも一番の業務が「輸入乾牧草」の関係業務です。乾牧草は牛の生育や牛乳の生産に大切な役割を担っており、その種類もいくつかあり、品質が重要とされるため、仕入れの責任は重大です。それらを自分の手で仕入れを行い、販売をしていくことが主な業務です。毎日、受発注をはじめとして業者や職員間で連絡を取り、生産者への配送の手配も行っています。また、年に数度は、キャンペーン等の企画も考え、多くの生産者に利用していただけるように推進しています。時には、横浜や東京の港まで出向いてコンテナで納品される乾牧草の検品をすることもあります。仕事上のエピソードとして、忘れられないことがフォークリフトの免許取得です。生産者に乾牧草を取りに来てもらうことがありますが、積み下ろしをフォークリフトで行うため、当初は現場で見ているだけでした。力になれないことが悔しくて、フォークリフトの免許を取得しました。その後、練習をして自分で積み下ろしまでするようになった際に、生産者から「うまくなったね」と言われた時は大変嬉しかったです。できることを増やすことで生産者とも話す内容が増え、信頼してもらえることを実感できた出来事でした。