ZEN-NOH Recruiting

PEOPLE

AGRI TRADERS

伊藤 銀海
GINKAI ITOU

神奈川県本部
畜産部 畜産事業センター運営課
2017年入会

  • #県域
  • #畜産・酪農

”誰か”の役に立ちたいという思いが
”生産者”の役に立ちたいという意志へ

Q.どのような仕事をされていますか?

牛の育成に欠かせない「輸入乾燥草」を担当

私が所属する「畜産事業センター運営課」は、主に事務方の仕事が中心で、牛・豚を市場に出荷した際の販売精算や、購入した資材の請求業務等を行っています。一部は飼料の販売をする業務もありますが、畜産事業センターの管理・経理・会計を中心とした業務を担っています。畜産事業センター運営課の中で、私は主に「飼料の販売」を行っていますが、その中でも一番の業務が「輸入乾牧草」の関係業務です。乾牧草は牛の生育や牛乳の生産に大切な役割を担っており、その種類もいくつかあり、品質が重要とされるため、仕入れの責任は重大です。それらを自分の手で仕入れを行い、販売をしていくことが主な業務です。毎日、受発注をはじめとして業者や職員間で連絡を取り、生産者への配送の手配も行っています。また、年に数度は、キャンペーン等の企画も考え、多くの生産者に利用していただけるように推進しています。時には、横浜や東京の港まで出向いてコンテナで納品される乾牧草の検品をすることもあります。仕事上のエピソードとして、忘れられないことがフォークリフトの免許取得です。生産者に乾牧草を取りに来てもらうことがありますが、積み下ろしをフォークリフトで行うため、当初は現場で見ているだけでした。力になれないことが悔しくて、フォークリフトの免許を取得しました。その後、練習をして自分で積み下ろしまでするようになった際に、生産者から「うまくなったね」と言われた時は大変嬉しかったです。できることを増やすことで生産者とも話す内容が増え、信頼してもらえることを実感できた出来事でした。

Q.どんな時に成長を感じますか?

自分のやるべきことを具体的にイメージできる

入会当初は、「生産者のためにどんな仕事をするべきだろう」と漠然と考えて仕事をしていました。4年目になった今では、「生産者のために飼料の価格低減をしなければならない。そのためには物流の効率化や業者との強い交渉が必要となる。では、今はこの仕事をしよう」と考えていることが、どんどん具体的になっていることに成長を感じています。

Q.今後の目標を教えてください。

県内に和牛のブランドを立ち上げてみたい

生産から消費までの一連の流れを知ることで、食のありがたみや本当の価値が理解できると私は思っています。現在、畜産部に所属していることもあり、自分の一番好きな食べ物でもある和牛のブランドを立ち上げてみたいと考えています。神奈川県本部では、豚肉と交雑種のブランドはありますが、和牛のブランドはまだありませんので、道のりは長いと思いますが、県内の生産者や関係各所と立ち上げることができればと考えています。その取り組みの中で、神奈川県の畜産業への理解や協力をより得られるように頑張っていきたいと思っています。

Q.休日の過ごし方やプライベートを教えてください

ツーリング、テニス、ジョギングとアクティブな休日

休日は趣味の大型バイクでツーリングに出かけたり、大学時代の友人とテニスをした後に、皆でわいわいお酒を飲んだりしています。また、職場のジョギングクラブにも所属しているので、涼しい時期はランニングもしています。さらに、日々の練習を積み重ね、職場の仲間と、マラソン大会にも出場しています。

Q.就活生へのアドバイは?

就職活動は、「譲れないところは譲らない」「周りに合わせることが就活じゃない」。そんな強い気持ちをもって、今までの自分に自信をもつことが大切だと思います。

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※使用画像については、みのりみのるプロジェクト「AGRIFUTURE」より一部転載しています。

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