Q.どのような仕事をされていますか?
大学までずっと生活していた地元の群馬に密着した仕事をしたい、と考えていた私。幼少の頃から身近だった農業に携わる仕事をしたいと一念発起したのが、入会動機です。そんな夢が叶い、今、独立行政法人の農畜産業振興機構が関係法令などに基づいて実施している、指定野菜価格安定対策事業にかかわる事務を主担当に、日々、打ち込んでいます。
この事業は、青果物の販売価格が一定の基準を下回った場合に、国・県・生産者の三者で積み立てておいた資金を原資として、保証基準額と平均販売価額との差額が生産者へ補填される、補給金交付の仕組みです。
20〜30代前半の若手職員が多い職場は、いつも活気に満ち溢れていて、年齢の近い先輩職員の仕事を間近で感じることができるため、勉強になると同時に自身の仕事に対するモチベーションの刺激になっていますね。
また、県内西北部地域の推進・販売担当として、出荷された青果物の概況・分荷業務も担当しています。入会1年目で体験した大雪被害の時、県内で多数のハウスの倒壊などが発生し、壊滅的な被害を受けました。当時、新人だった私は、限られた知識の範囲で、露地で栽培できる代替品目の提案をしたり、壊れたハウスの撤去作業を手伝ったことが、印象に残っています。