ZEN-NOH Recruiting

PEOPLE

AGRI TRADERS

花岡 宏規
HIROKI HANAOKA

本所
米穀部 原材料課
2015年入会

  • #全国
  • #米穀・農産

米の流通の仕組みや市場ニーズを把握し、
生産者と消費者をつなぐ

Q.どのような仕事をされていますか?

米の可能性を追求し生産拡大を目指す

ひと口に米と言っても、「ごはん」として食べる主食用のうるち米のほか、日本酒造りに使われる酒造好適米、包装もち・おかきなどに使われるもち米等に大別されます。さらに米粉用米、家畜飼料向けの飼料用米、酒類および冷凍米飯等に使用される加工用米、海外向けへの輸出用米等、用途は多岐にわたっており、私が所属している原材料課は主食用(ごはん)以外の用途における集荷販売を主な業務としています。人口減少などにより、主食用の需要量が減少していく中、水田を維持していくためには主食用途以外でのコメ生産を拡大する必要があります。そこで各品目の実需動向や産地ごとの特徴をふまえて、国と綿密に協議をおこない「需要に応じた生産から生産者手取りの最大化」ができるように取り組んでいます。
その中で私の主業務は、酒造用米、飼料用米、輸出用米の実績管理や現場で生産・営業推進するための基礎資料の作成、情勢分析などです。米をめぐる情勢が変化する中では、各品目の状況を集約し、素早くフィードバックしていくことが求められます。また飼料用米など用途が限られた品目には国の助成制度が定められており、各県から寄せられる様々な問い合わせについて、課内の先輩方や農林水産省とも確認しながら応対しています。誤った情報を提供してしまうと生産者の方々まで大変な迷惑をかけてしまう恐れがあるため、体系立てて理解したうえで丁寧に説明するよう心掛けています。

Q.仕事のやりがい・面白さは?

提供した情報が米加工品の販売増加につなる喜び

「ごはん」として食べる米だけではない、米のすそ野の幅広さを実感できます。私自身は実需者と直接交渉を行ってはいませんが、窓口である担当者に必要な情報を提供したり、実需者のニーズをどう産地に繋げるかを日々考えたりする中で、スーパーに陳列される米加工品をみるとやりがいを感じます。また、最近では、コロナ禍の影響で日本酒の消費が落ち込んでいる中、フードマーケット事業部や広告代理店などと連携して全農グループ店舗でのフェアの企画やJAタウン日本酒キャンペーン、特設サイトの開設などを行いました。「少しでも日本酒の消費に貢献しよう!」と自分でできることを必死に取り組み、広告宣伝の難しさも知ることができ、貴重な経験を積むことができました。

Q.将来の目標・夢を教えてください

生産者と消費者をつなぐ架け橋を目指す

世の中の変化が日々変化し、農業生産現場も大きく変化している中で、ただ農産物の販売を行っていくだけでは農業の発展は難しい状況です。その中で、生産者の立場も理解したうえで、実需者のニーズに応えられる「生産者と消費者をつなぐ架け橋」になりえる人材になりたいと考えています。米穀部ではまだまだ駆け出しのため、まず米の流通の仕組みを深く理解し、そのうえで自分は何ができるのかを考え実行できるよう精進したいです。

Q.休日の過ごし方やプライベートを教えてください

妻とウォーキングやグルメ巡りを楽しむ

結婚を機に多摩川の近くに住むことなったため、週末は妻と一緒に多摩川ウォーキングをしています。健康に気にしていると思いきや、味の好みが似ている妻とは「おいしいものを食べる」ことが共通の趣味のため、ウォーキングを免罪符にグルメ巡りや料理を楽しんでいます。また、独身時代に練習したゴルフも継続しており、同期や大学時代の友人と一緒にラウンドをしてリフレッシュしています。

Q.就活生へのアドバイスは?

就職活動中は、やりたいことがなかなか見つけられない、あるいは上手く自己アピールできないなど、何かと不安になることも多いと思います。そんな時にネガティブにならずに、今までやってきたことや考えに自信もって、堂々と就職活動に臨んでください。意志あれば必ず道は拓かれますから。

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※使用画像については、みのりみのるプロジェクト「AGRIFUTURE」より一部転載しています。