Q.どのような仕事をされていますか?
九州エリアにおける農薬の購買業務を担当
耕種資材部は、主に肥料・農薬・資材・農機といった生産者の営農に不可欠な資材を扱っています。地域生産振興の現場に、「資材・サービス・新技術」を提供することで、生産基盤の拡大をはじめ、JAへの支援強化を目指しています。その中で、私の担当は農薬の購買業務です。私が担当する九州エリアでは、佐賀県に広域物流倉庫があり、そこから九州北部4県(福岡、佐賀、長崎、大分)のJAへ農薬を出荷しています。生産者の元へ農薬がスムーズに届くように、日々試行錯誤しながら農薬倉庫の在庫確認・補充を行っています。また、メーカーとの価格条件交渉や農薬の推進企画も同時に担当しています。メールや電話でのやり取りに始まり、契約書の締結や新しい農薬の推進方法について打ち合わせを行っています。私の業務である農薬倉庫への在庫補填は、ただ定期的に補充するのではなく、中国からの害虫の飛来状況や天候等を踏まえ、メーカーから購入しなければなりません。業務を任されるようになった入会2年目には、九州の集中豪雨や水稲害虫の大量発生等により農薬の補充数量が読み切れず欠品を招いてしまい、無力な自分に落ち込みました。しかし、上司や先輩方に助けられ、「自分もこうなりたい」と感じたことが、今の仕事のモチベーションにもつながっています。