Q.どのような仕事をされていますか?
牛乳・乳製品を食卓へ届けてくれる酪農家を支える
畜産酪農課では、より多くの生乳が生産できるよう様々な面から酪農家を支援しています。具体的には、酪農家を巡回して牛舎の衛生管理や乳質をよくするための指導をしたり、消費拡大イベントや県産生乳を使用したジェラートの製造・販売を通して、酪農業や生乳消費への理解醸成活動などを行っています。酪農家の高齢化や戸数の減少に歯止めがかからない中でも、美味しい牛乳・乳製品を食卓へ届けてくれる酪農家を支えるため、課員一同、日々業務に励んでいます。そして私が現在担当している主な業務は、酪農家へ給与の支払をする乳代精算業務と、直営のジェラート工場「カザロ」の運営・企画です。乳代精算業務は、毎月、酪農家の乳量に合わせて金額を算出し、確定させて精算処理を行います。カザロの運営・企画は、福島県産生乳と県内の農産物を使用して製造したジェラートをより多くの人に食べていただくために、販路の拡大やイベントを行っています。昨年はコロナ禍ということもあり、イベントが出来なかったり、取引があった飲食店からの発注が無かったりと厳しい状況でしたが、酪農家の方々を支え、消費者との懸け橋になるよう日々業務に励んでいます。