ZEN-NOH Recruiting

PEOPLE

AGRI TRADERS

渡辺 澪
REI WATANABE

福島県本部 
畜産部 畜産酪農課
2020年入会

  • #県域
  • #畜産・酪農

福島県産の美味しい牛乳・乳製品の
販路拡大を目指す

Q.どのような仕事をされていますか?

牛乳・乳製品を食卓へ届けてくれる酪農家を支える

畜産酪農課では、より多くの生乳が生産できるよう様々な面から酪農家を支援しています。具体的には、酪農家を巡回して牛舎の衛生管理や乳質をよくするための指導をしたり、消費拡大イベントや県産生乳を使用したジェラートの製造・販売を通して、酪農業や生乳消費への理解醸成活動などを行っています。酪農家の高齢化や戸数の減少に歯止めがかからない中でも、美味しい牛乳・乳製品を食卓へ届けてくれる酪農家を支えるため、課員一同、日々業務に励んでいます。そして私が現在担当している主な業務は、酪農家へ給与の支払をする乳代精算業務と、直営のジェラート工場「カザロ」の運営・企画です。乳代精算業務は、毎月、酪農家の乳量に合わせて金額を算出し、確定させて精算処理を行います。カザロの運営・企画は、福島県産生乳と県内の農産物を使用して製造したジェラートをより多くの人に食べていただくために、販路の拡大やイベントを行っています。昨年はコロナ禍ということもあり、イベントが出来なかったり、取引があった飲食店からの発注が無かったりと厳しい状況でしたが、酪農家の方々を支え、消費者との懸け橋になるよう日々業務に励んでいます。

Q.仕事のやりがい・面白さは?

お客様の「おいしい」が元気の素

普段、何気なく飲んでいた牛乳も、酪農家の毎日の飼養管理や様々な検査を経て、消費者のもとに届きます。丹精込めて生産した牛乳を消費者の方に届ける酪農家と消費者の架け橋となる責任のある仕事に関わっていることにやりがいと面白さを感じます。また、酪農家のお名前を覚えることができた時は嬉しくなります。乳代精算業務等をしていく中で徐々に覚えることができ、とても小さなことかもしれませんが自分自身の成長を感じます。今年実施したジェラートカザロでの乳製品消費拡大イベントでは、多くのお客様がいらっしゃりジェラートを食べてくださいました。お客様から「ジェラート美味しかったよ」「ミルクが美味しかった」といったお言葉をいただいた時は、とても嬉しく、充実感を得ることができました。

Q.全農の魅力はどんなところですか?

農業を身近に感じながら、課題解決に挑めるところ

全農の魅力は、生産者と消費者をつなぐ架け橋という点だと思います。生産者や消費者、JAといった幅広い方々と関わりながら、農業をより良くしようと様々な取り組みを行っている点に大きな魅力と可能性を感じます。全農に入会してからは、スーパーで産地を気にして購入するようになったり、食品ロスを減らせるように買い物や料理をしたり、自分のなかでも食に対しての意識が変わりました。丹精込めて作ってくださる人を想って農畜産物を扱うようになりました。そして畜産部に入ってからは、命をいただいているという意識が強くなり、今まで当たり前に食べていたお肉も、ありがたみを感じるようになりました。

Q.休日の過ごし方やプライベートを教えてください。

ドラマを見たり、スポーツでいい汗を流す

休日は、録りためたドラマやバラエティー番組を見たり、流行りの韓国ドラマを見ています。熱中すると続きが気になって仕方ないので、時間がたくさんある休みの日に一気に見るのが好きです。また、家の近くに公園があるので、気分転換のためにウォーキングやランニングに行ったり、職場のバレーボール部に入っているので練習に参加して体を動かしたりしています。あとはスポーツ観戦も好きで野球をよく見ます。

Q.就活生へのアドバイスは?

 農業を取り巻く環境は多くの問題を抱えていますが、全農は農業をより良くするために様々な角度から携わっています。そして、生産者や消費者、JAといった幅広い方々と関わることができます。農業に興味がある方はもちろん、人と話すのが好きな方や地域のために貢献したいという方は、とてもやりがいを感じられると思います。また、就職活動は、様々な業界を知ることが出来ると同時に、自分を見つめ直す良い機会だと思います。不安になることもあると思いますが、自分を信じて、時には息抜きをしながら身体に気を付けて頑張ってください。来年、皆さんと一緒に働けることを楽しみにしています。

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※使用画像については、みのりみのるプロジェクト「AGRIFUTURE」より一部転載しています。