Q.どのような仕事をされていますか?
米の価格決定や物流改善など幅広い業務を担当
米穀集荷販売課は、県内JAから米を集荷し、県内のみならず全国の卸業者等へ販売する業務を行っています。米の事前契約・複数年契約の拡充に取り組むと共に、実需者への直接販売の拡大に向け推進を行っています。また、適正生産による需給の引き締めや価格の安定化にむけて、主食米から水田活用米穀への作付転換の取り組みをすすめ、『生産者所得安定化』を念頭に業務に取り組んでいます。その中で私の業務は、県産米の契約・価格決定に関する業務、買取米収支在庫に関する業務、委託非共計米・買取米の加算金等に係る業務、JAへの集荷推進業務、学校給食に関する業務、特定米穀に関する業務、物流改善に関する業務、県内販売先への推進、債権・債務の管理に係る業務、債権管理と多岐に渡っており、その他にも日本酒造りの原料である酒造好適米も担当しています。コロナ禍で日本酒の需要は激減しており、酒米の生産数量を調整せざるを得ない状況になっていますが、主食用米に比べ酒米の栽培は難しく、生産者の技術や労力が必要になります。そのため、一度酒米の生産から離れてしまうと復帰するのが困難になってしまうので、繊細な生産計画を策定することが重要です。また、生産者と酒蔵の間で結び付きのある契約栽培もあり、供給するにあたり細かな管理も必要となります。