Q.どのような仕事をされていますか?
私が所属する生産資材部肥料農薬課では、農業生産に欠かせない肥料や農薬、園芸用資材などの流通を担っています。
私の主な担当業務は、品質の良い農薬を1円でも安く安定的に生産者に届けるため、メーカー交渉や農薬の買い付けを行うことです。同時に生産者やJAなどの農業現場に赴くJA推進担当者のサポートも担当。農薬登録の変更などの情報提供や作物・病害虫に合わせた農薬の提案、JA配送の手配、キャンペーン企画・実施といった支援を通じ、現場の様々なニーズに応えています。
入会1年目に、水稲農薬の買い付け業務を担当したことが一番印象に残っていますね。兵庫県は水稲が主な作物。水稲農薬の予約時期は1年で最も農薬の仕入業務と出荷作業が多くなり、少しでも安く仕入れるためのメーカー交渉、適正な在庫管理、仕入〜納品までの厳密なスケジュール調整が求められます。しかし、確認不足や段取りミスなど失敗の連続。自分の詰めの甘さを痛感し、関係各所との「ホウレンソウ(報告・連絡・相談)」の重要性を改めて実感しました。
また、最初は知識もなく、JA推進担当者から相談を受けても何を提案したらいいのか戸惑ってばかりでしたね。それでも頑張って業務をこなす中、少しずつ知識がつき、JA推進担当者と連携してJAや生産者の要望に合った提案ができるように!提案した農薬がJAの暦や注文書に掲載され、成長を実感しました!