Q.どのような仕事をされていますか?
命の誕生に感動!生産現場を経験できることにやりがいを感じます
畜産販売課では、県内2か所の家畜流通センターにて肉牛と子牛の市場を開催し、セリにて販売しています。肉牛は食肉業者によって購買され、子牛は県内外各地の購買者(肥育農家、繁殖農家)によって購買されます。また、生体だけでなく県内2か所の食肉センターにて牛枝肉・豚枝肉の取引も行っております。
私は子牛・肉牛市場開設、実証展示農場の管理、協議会補助業務を主に担当しています。実証展示農場では現在52頭の牛(肥育12頭、繁殖34頭、子牛6頭)を飼育しており、朝夕の給餌や掃除、体調管理チェックなどを日常的に行っています。繁殖牛の発情管理も行っており、受精卵移植や分娩の計画を立てていくといった事も行っています。
私が担当している実証展示農場での業務は、肥育と繁殖業務を行っていますので出荷や分娩といった業務も伴ってきます。日頃の飼養管理の成果が結果として現れる大きなイベントです。飼養管理はマニュアルを基本としていますが、生き物相手ということもありマニュアル以上に牛の状態に合わせた応用力が求められるため、小さなことに気付く観察力や違和感に気付く洞察力は磨かれたと思います。
そして、子牛が無事に生まれてきてくれた時は非常に感動し、命の誕生に立ち会うことができ嬉しく思いました。牛舎という小さな空間ですが、生産現場を実際に経験できるということは中々経験できるものではないため、非常にやりがいを感じています。